女子ハンドボール “不適切”コピーを撤去
ことし、熊本市で開かれる女子ハンドボール世界選手権をPRするため、大会事務局が熊本市内に張り出したキャッチコピーの表現の一部が不適切だったとして、撤去していたことがわかった。
撤去されたキャッチコピーは、熊本国際スポーツ大会推進事務局が、ハンドボールのPRのために広告会社に依頼して制作し、去年12月から熊本市役所前などに張り出した33枚の懸垂幕のうちの2枚。
問題となった2種類のコピーは、それぞれ、「ハードプレイがお好きなあなたに。」「手クニシャン、そろってます。」となっていて、「性風俗を連想させる」「女性蔑視だ」などとして、インターネット上で批判を受け、大会事務局にもおよそ70件の苦情が寄せられたという。
これを受けて事務局は2日に、これらの懸垂幕を撤去した。
事務局はホームページで「大変不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪している。
また、取材に対し、「ハンドボールは球技の格闘技と言われる激しいスポーツで、様々なシュートやパスの技があることを伝える意図だった」と釈明している。