7日(金)は列島を寒冷前線が通過中で、西日本から北日本の広い範囲で雨が降り、所々で雨脚が強まっています。午前11時現在、まだ関東では雨の降っていない所が多くなっていますが、東京都心部や神奈川などでは小さな雨雲が通過し、雨が降ったりやんだりの天気となっています。

■関東では夜にかけて雨風強まる

午前11時現在、まだ関東では雨の降っていない所が多くなっていますが、湿った風の影響で沿岸部を中心に変わりやすい天気となっていて、東京都心でも雨が降ったりやんだりしています。

また、沿岸部を中心に風も強まっていて、東京都心では午前9時59分に、最大瞬間風速20.3メートルを観測しました。

この後、午後には次第に雨の範囲が広がり、夕方にかけて各地で雨が降り出す見込みです。そして、前線が近づく夜は広い範囲で本降りの雨となり、活発な雨雲が通過して雷雨となる所もあるでしょう。

沿岸部を中心に午後は風がさらに強まり、横殴りの雨となる所もありますので、お出かけの際は十分ご注意ください。

■8日(土)は大気不安定 急な雷雨の可能性も

発雷の確率(8日夕方)

この前線は8日(土)朝までには東の海上に抜けるため、各地で天気は回復に向かいます。

ただ、上空には強い寒気が南下してくるため、8日(土)午後は関東でも大気の状態が不安定となり、天気が急変して雷雨となるおそれがありますのでご注意ください。