解体前の旧市役所で“サバゲー”開催 戦争を想起させる? 賛否の声に参加者は… 静岡・島田市
迷彩服に身を包みエアガンを撃ち合う人たち。26日、静岡県の島田市役所の旧庁舎で行われたサバイバルゲームの様子です。旧庁舎が解体されるのを前に、民間事業者がサバイバルゲームのイベントを企画したのです。その開催をめぐっては「サバイバルゲームが戦争を想起させる」などとして反対の声も上がっていました。
当初、イベントに参加する予定だった、島田市の染谷絹代市長は、開催の数日前に不参加を表明していました。こうしたなか、26日に予定通り行われた“サバゲー”イベント。
参加した人
「上下の階段の戦いは普段ないので大変。楽しかった」
イベントを企画した民間事業者は…
スペシャルフォース 美濃部哲平社長
「市から許可をもらって手を尽くしてもらい、開催にこぎつけて、たくさんの人が集まってくれて感謝している」
27日、参加を見送った染谷市長は「私はスポーツであり娯楽であると申し上げましたが、常識的に考えてすぐに戦争を想起させるということに結びつくものではない」とし、開催してよかったと話しています。