大阪 きょう9700人前後感染の見通し
新型コロナの感染が急拡大している大阪府や北海道など18道府県は、27日から「まん延防止等重点措置」の適用地域に追加されました。その大阪では27日、新たに9700人前後の感染が確認される見通しです。
大阪では27日から来月20日まで、感染リスクが高い場所への外出自粛が求められていて、人通りは少なくなっています。
一方で話を聞きますと、飲食店に時短要請が出ているため、仕事終わりでまっすぐ家に帰るという人が多かったです。
大阪では27日、新たに9700人前後の感染が確認される見通しで、過去最多だった26日の9813人に次ぐ数です。
吉村知事は、検査キットの不足などで、発熱外来がひっ迫してきているとして、同居する家族が感染して濃厚接触者となり、症状がある場合は、医師の判断で検査しなくても感染したと診断できるよう近く運用を変えると明らかにしました。
大阪府・吉村洋文知事「すべての方が検査を受けなければ陽性と診断できないかというと、そういう状況ではないだろうと思っています。(検査なしで診断は)リスクの高い方を取りこぼさないという意味で非常に重要だと思っています」
これまでにない感染者の増加で、医療体制に大きな負荷がかかるなか、街の人からは飲食店への時短要請が、主な内容となる、まん延防止措置がどこまで効果があるのか、疑問視する声も多くあがっています。