梅雨前線の活動が活発となっているため、３日明け方から東海や関東地方で激しい雨が降っている。冠水被害の報告が相次いだ千葉市から社会部・森本隼裕記者が中継。

　３日午前９時頃から激しい雨に見舞われた千葉市内では、午前１０時すぎに千葉駅周辺の道路が冠水するなどした。千葉県では、千葉市で４５ミリ、千葉県佐倉市で４３．５ミリの１時間の最大雨量が観測されたという。また、香取市では４２ミリと７月観測史上最大となった。

　千葉市消防局によると、この雨の影響で車が冠水したという救助要請も相次ぎ、千葉市稲毛区では山王町と宮野木町でそれぞれ男女２人が冠水した車に一時取り残されたが、無事が確認されたという。

　また、千葉市内では稲毛区の一部で下水路の水位が警戒水位を超えたとの情報があったため、４６３４世帯１万３５０人に避難勧告が出されたほか、中央区で冠水が発生し、消防が出動しているという。