川内原発1号機 原子炉に核燃料搬入へ
全国の原発で最も早く再稼働する見通しとなっている鹿児島県の川内原発1号機で核燃料を原子炉に入れる作業が7日から始まる。
川内原発1・2号機では、再稼働に必要な最終的な手続き、使用前検査が行われている。このうち検査が最も早く進んでいる1号機について九州電力は、7日午後から原子炉に核燃料を入れる作業を始める。原子炉に入れられるのはあわせて157体の核燃料で、保管されている燃料プールから1体ずつ移される。
作業は7日から10日までの4日間、24時間体制で行われる予定で、その後、約1か月かけて配管に漏れがないかなどの検査が行われる。
九州電力では、川内原発1号機を来月中旬に再稼働させたいとしていて、新たな規制基準に基づく全国初の再稼働に向けた作業は大詰めを迎える。