祇園祭・山鉾巡行を前に「曳き初め」 京都
京都・祇園祭のハイライト、山鉾(やまほこ)巡行を前に、12日、鉾の試しひきをする「曳き初め」が行われた。
組み上がった鉾が実際に動くかどうか、試しにひく「曳き初め」。前祭の山鉾巡行で先頭を切る長刀鉾の曳き初めでは、祇園ばやしが鳴り響く中、稚児が乗った重さ10トンを超える鉾が本番さながらに四条通を進んでいく。この日だけは一般の人も綱をひくことができるとあって、大勢の人たちが額に汗をにじませながらお祭りムードを楽しんでいた。
前祭の山鉾巡行は17日に、後祭の巡行は24日に行われる。