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台風第12号 九州で暴風や高波に警戒を

2015年7月26日 16:33

 気象庁によると、九州北部地方と九州南部では、台風第12号の影響で、非常に強い風が吹いており、大しけとなっている。26日夜遅くにかけて暴風や高波に警戒が必要。

【気象庁の発表内容は以下のとおり】

[台風の現況と予想]
 台風第12号は、26日15時には五島市の南南東約80キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで中心の南東側220キロ以内と北西側170キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

 台風第12号は、九州の西から対馬海峡を通って日本海に進むでしょう。27日午前中には山陰沖で熱帯低気圧となる見込みです。

[防災事項]
<暴風・高波>
 九州北部地方では26日夜遅くにかけて、九州南部では26日夜のはじめ頃にかけて、非常に強い風が吹き、海上は大しけとなるでしょう。

 26日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は
  九州北部地方  22メートル(35メートル)
  九州南部    23メートル(35メートル)
 26日に予想される波の高さは
  九州北部地方、九州南部 6メートル
の見込みです。
 暴風、高波に警戒してください。

<大雨>
 台風の南側には活発な雨雲があり、九州南部・奄美地方では26日夜のはじめ頃にかけて、九州北部地方では27日明け方にかけて1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るでしょう。

 27日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
  九州北部地方  150ミリ
  九州南部    100ミリ
の見込みです。
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。

[補足事項]
 今後の台風情報や、地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。次の「台風第12号に関する情報(総合情報)」は26日23時頃に発表する予定です。