滋賀県の県名変更、8割以上が「必要ない」
知名度向上を目指す滋賀県が、県名を変更すべきか調査した結果、県民の8割以上が必要ないと回答した。
滋賀県では、知名度の向上を図るため、県の名前を変更すべきという議論が議会で繰り広がられたことを受け、先月、県民へのアンケートを実施(県民3000人を対象・1561人が回答)。日本最大の湖の名前をとった「琵琶湖県」や、近江牛や近江米にちなんで「近江県」という候補があがっていた。
調査の結果、県は「あまり認知されていない」と答えた人が65.2%に上ったが、県名変更については82.8%が「変える必要はない」と回答した。莫大な費用をかけるべきではないといったことが主な理由で、滋賀県は県名変更の議論を中断するという。