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東京で5日連続の猛暑日“最長記録”を更新

2015年8月4日 13:52
東京で5日連続の猛暑日“最長記録”を更新

 猛烈な暑さが続いている日本列島。4日、東京では5日連続で気温が35℃に達し、猛暑日連続記録となった。

 夏の強い日差しで、東京都心は午前8時頃から30℃を超えて、午後1時までに35.1℃に達した。東京は先月31日から5日連続の猛暑日となり、統計開始以来、最も長い、猛暑日連続記録となっている。

 4日は全国各地で猛烈な暑さとなっていて、群馬・館林と茨城・大子で37.4℃を記録。そのほか、京都で36.8℃、仙台でも35.2℃など、全国100地点以上で、35℃以上の猛暑日となっている。(いずれも午後1時までの最高気温)

 気象庁は、長崎を除く、全国46の都道府県に高温注意情報を発表し、熱中症に注意するよう呼びかけている。

 また、総務省消防庁によると、先月27日から今月2日までの1週間で、全国で熱中症のため救急搬送された人は1万1672人に上った。前週より3929人増え、2008年7月の調査開始以来、1週間の搬送者数としては最も多いという。死者も25人に上ったほか、入院が必要と判断された人は4048人となった。

 東京や埼玉など関東地方だけでなく、愛知や大阪などでも搬送された人が増えていて、猛暑が全国的に広がっていたことがわかる。