国家公務員の「ゆう活」 中間結果を発表
政府は、出勤時間を早めて夕方を有効活用する取り組み、いわゆる「ゆう活」の、国家公務員の実施状況の中間結果を発表した。夜8時までに仕事を終えた人は全体の8割を超えたが、取り組み開始時点よりはわずかに減った。
政府は、国家公務員の長時間労働を減らすため、出勤時間を早めるなどして夕方の時間を家庭生活や趣味に使う「ゆう活」を先月1日からの2か月間行っている。公表された中間結果によると、先月29日に夜8時までに仕事を終えた人は、全体の約83%だった。
取り組みを開始した約1か月前の7月1日の約88%に比べると減っているが、取り組み開始前の6月24日の約71%よりは多くなっている。また、出勤時間を早めた人は、7月29日は約6割で、取り組みを開始した7月1日とほぼ同じだった。政府は、国会が続く中でも仕事を効率化し、長時間労働を減らしたいとしている。