長崎 きょう70回目の「原爆の日」
長崎は9日、70回目の原爆の日を迎える。爆心地に近い平和公園では平和祈念式典が開かれる。
原爆が投下され多くの人が水を求め亡くなったあの日から70年。8日、平和公園では平和祈念式典で原爆犠牲者に捧げる「献水」用の採水が行われ、小学生から高校生の代表3人が水を汲みあげた。
西浦上中学校3年・楠田夢翔さん(14)「未来の子どもたちに伝えるのは私たちの世代だと思う」
長崎商業高校2年・梶聖菜さん(17)「水というものがどれだけ大切かと考えながら採水しました」
被爆70周年の平和祈念式典は9日午前10時35分から行われ、長崎市の田上市長は平和宣言で安全保障関連法案に言及し、政府に対し国会での慎重な審議を求める。