原発事故で避難生活 住民の反応は…
川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1号機について、九州電力は11日午前、原子炉を起動し、再稼働した。今も多くの人が原発事故で避難生活を送る福島の反応は…。
10日は東日本大震災からちょうど4年5か月。水素爆発を起こした福島第一原子力発電所から約100キロ離れた福島県会津若松市の仮設住宅には、今も原発が立地する福島県大熊町の住民が避難生活を送っている。
住民の反応は様々だ。
「今の東電の第一原発の事故を踏まえて、反省として町民の生活の安心安全を担保してくれればいい。我々みたいなこんな悲惨な思いを二度とさせてほしくない。再稼働するのはいいけれども、別に」
「賛成ではないけれど、もう少しやり方がわかるようなやり方があってもいいはず」
福島県では先月時点での避難者が10万8000人余り、うち約4万5000人が県外に避難している。