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早稲アカ側「管理自体に落ち度があった」

2015年8月11日 13:04
早稲アカ側「管理自体に落ち度があった」

 長野県の志賀高原にあるホテルで、大手学習塾「早稲田アカデミー」の合宿に参加していた中学生約340人分の財布や携帯電話などが紛失していることが9日、分かった。警察が窃盗事件として調べている。

 紛失したのは、早稲田アカデミーの夏合宿に参加していた関東などの中学3年生約340人分の財布や携帯電話など貴重品。早稲田アカデミーによると、山ノ内町の志賀高原で8日から12日までの日程で行われている合宿の初日に貴重品を部屋ごとに約50の袋に入れて回収した後、講師の打ち合わせスペースの奥に段ボールに詰めておいた。9日午前2時ごろまではあったが、約5時間後の午前7時前には袋ごと全て無くなっていたいう。

 貸し切りとなっていたホテルの玄関にカギはかかっていなかった。

 早稲田アカデミー・山本豊取締役「本来のしかるべき手順が踏まれておらず、管理の仕方自体に落ち度があった」

 合宿は他のホテルでも行われているが、被害の報告はないという。

 塾側から被害届を受けた警察が窃盗事件として調べている。