清宮選手が活躍、早実3回戦進出 高校野球
大会8日目を迎えた夏の高校野球は13日、第1試合で早稲田実業(西東京)対広島新庄(広島)が行われ、今大会最大の注目、早稲田実業1年生の清宮幸太郎選手(16)が登場した。13日も朝早くから大観衆が見守った。
3回表。3塁1塁のチャンスに登場した清宮選手。第1打席では三振に終わったスライダーを今度はライト前に運び、タイムリーで早稲田実業が1点を先制した。
第3打席は逆転を許した直後の5回表。この回先頭の清宮選手はレフト前ヒットで出塁し、同点のきっかけを作った。第4打席はデッドボール。さらに8回の第5打席はピッチャーライナーだった。
6対6の同点で迎えた9回表。ツーアウト満塁のチャンスに9番渡辺選手がライト前に落ちるタイムリーヒット。早稲田実業が7対6で接戦を制し、3回戦進出を決めた。