噴火警戒レベルが４に引き上げられ、住民への避難勧告が続く鹿児島県の桜島で、１６日夜、住民説明会が開かれた。

　桜島では火口から３キロ以内の５１世帯７７人への避難勧告が続いており、１６日夜は住民たちに対し、今後の火山活動や避難生活についての説明会が開かれた。

　鹿児島市の担当者「避難がここ２、３日では終わらないと。１週間、それ以上のスパンもあり得るとお話しさせていただいた」

　気象台の職員からは、大きい噴火が起きれば、居住地域に火砕流が達する恐れがあることも説明された。火口から３キロ以内の地域では引き続き、火砕流や大きな噴石を伴う噴火に警戒が必要。