桜島噴火に備え、国や自治体が連携強化確認
噴火警戒レベルが4に引き上げられた鹿児島・桜島では、火口から3キロ以内で警戒が続いている。避難が長期化することも考え、住民たちを避難所から宿泊施設などに移すことも検討されている。
桜島では15日、震度1、2の有感地震があったが、その後はなく、今のところ噴火も起きていない。
国や自治体も今後の噴火に備え、対応を進めている。17日午後には、内閣府の名波義昭防災担当参事官が、自衛隊の幹部らとともに鹿児島市役所を訪れ、関係機関との連携強化を確認した。
避難所での生活も17日で3日目。避難生活が長期化する恐れもあり、鹿児島市では、住民たちを宿泊施設などに移すことも検討している。
桜島では火口から3キロ以内では、大きな噴石や火砕流への警戒が必要。