１８日夜、東京・ＪＲ立川駅付近で送電ケーブルが出火し、青梅線などが終日、運転を見合わせた。始発から運転は再開しているが、火災の原因は分かっていない。

　１８日午後７時半頃、東京・立川市のＪＲの高架下のケーブルが出火し、青梅線などが全線で運転を見合わせた。ＪＲ東日本によると、出火したケーブルは変電所から駅や線路の信号などに送電するもので、信号機が使えなくなったという。

　復旧作業の結果、電力が供給できるようになり、１９日の始発から通常通り運転が再開されている。

　また、警視庁によると、ケーブルから白い煙が出たあと出火したとの目撃情報があるということで、警視庁と東京消防庁では１９日午前中に現場状況を確認し、原因を調べることにしている。