立川火災 ケーブル15か所点検 異常なし
18日夜、東京のJR立川駅付近で送電ケーブルが出火した問題で、地中のケーブルの一部も焦げていたことが分かった。警視庁は何らかの送電トラブルがあった可能性があるとみて調べている。
この問題は18日午後7時半頃、東京・立川市のJRの高架下のケーブルが出火し、青梅線などが全線で運転を見合わせたもの。
警視庁によると、燃えたケーブルは地中から高架下につながっているということだが、地中のケーブルの一部にも焦げた跡が見つかっていたことが新たに分かった。警視庁は送電中に何らかのトラブルにより出火した可能性があるとみて配線の状況などを調べている。
またJR東日本は、燃えたケーブルは4か月ほど前に漏電などの点検を行ったが、異常は見つからなかったという。
今回のトラブルを受けJR東日本は、三鷹-立川間にある同じタイプのケーブル15か所についても緊急点検を行ったが、異常はなかったという。