上野動物園でライチョウ1羽死ぬ
絶滅の恐れがあり、国の特別天然記念物に指定されている「ライチョウ」1羽が26日、東京・上野動物園で死んだ。
環境省などは今年6月、長野県と岐阜県にまたがる北アルプスの乗鞍岳でライチョウの卵を採取し、上野動物園では5羽が生まれ、飼育していたが、26日午前、1羽が死んだという。死んだライチョウは生後約2か月で、解剖の結果、病気は確認できなかったということで、今後、細菌検査などを行い、死因を確認するとしている。
上野動物園は残り4羽のライチョウについて、「引き続き注意深く飼育・観察していく」としている。