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東急トラブル原因、落下板のブレーカー接触

2015年8月27日 22:25
東急トラブル原因、落下板のブレーカー接触

 25日、東急電鉄の3つの路線が、信号などを制御する分電盤のブレーカーが落ちて運転を見合わせた問題で、東急電鉄は、機材を保護する板が落下してブレーカーに接触したことが原因だったと明らかにした。

 25日午後6時半頃、東急電鉄の東横線・目黒線・多摩川線で、踏切や信号を制御する分電盤のブレーカーが落ち、4時間近く、運転を見合わせた。

 東急電鉄によると、設備更新のための工事でむきだしの分電盤に、樹脂製の板をかぶせてカバーにしていたが、その板が外れてブレーカーに落下し、スイッチを押し下げてしまったという。板は縦・横約1メートルで、9か月前から分電盤に粘着テープで貼り付けただけの状態だった。

 東急電鉄は、テープの粘着力が弱まり、落下した可能性があると説明している。