防護管に耐火シート巻く JRケーブル火災
27日午後、東京・JR山手線の恵比寿駅と目黒駅の間で線路脇のケーブルが燃え、山手線などが1時間以上、運転を見合わせた。
JR東日本によると、27日午後1時すぎ、JR山手線の恵比寿駅と目黒駅の間で、信号などに電気を送る送電用のケーブルなどが燃え、山手線と埼京線、湘南新宿ラインが約1時間、運転を見合わせた。JR東日本によると、火災があったのは線路脇の2か所で、送電ケーブルと通信ケーブル、それらを覆う防護管が燃えたということで、ケーブルを取り替える作業が行われた。
また、27日未明から朝にかけては、燃えたものと同じ素材の防護管がある70か所に、耐火シートを巻き付ける作業を行っている。火災の原因はわかっておらず、警視庁は、放火と自然発火の両面の可能性があるとみて調べている。
都内では、今月18日に立川市のJR中央線の電気ケーブルが燃えたほか、22日にも中野区の中央線で送電ケーブルが焼けるトラブルがあったばかりだった。