「見せる警備」羽田にセグウェイ試験導入
来年の伊勢志摩サミットや2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、警視庁は警備強化の一環として立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」を羽田空港に試験的に導入することを決め、31日、報道陣に公開した。
セグウェイは、電動モーターで動く1人乗りの二輪車で機動性に優れているため、世界各国の警察の警備などに導入されているという。
警視庁は、過激派組織「イスラム国」の台頭で国内でもテロの危険性が高まっているとして、玄関口となる羽田空港への導入を決めたという。9月1日から試験的に2台運用し、不審者の早期発見につなげたい考え。
警視庁は、目立つ装備で警戒する「見せる警備」の取り組みも進めていて、空港や駅などの水際のテロ対策を強化していきたとしている。