マダニにかまれ…感染症で男性2人死亡
マダニによる感染症によって広島県と石川県で男性2人が亡くなっていることが分かった。
広島県感染症疾病管理センターなどによると1日、尾道市内に住む80歳代の男性が発熱などを訴え緊急搬送され、2日に亡くなった。その後の検査で、マダニを介してウイルスに感染する日本紅斑熱と判明した。先月末に、自宅近くを散歩中に感染したと見られている。
一方、石川県では能登地域に住む60代の男性が畑の草刈りをしていた時にマダニに腕をかまれ、その後、発熱や関節の痛みなどの症状が出たという。男性は、SFTSという感染症で3日朝、医療機関で亡くなったという。
※SFTS=重症熱性血小板減少症候群