空手大会に出場できず…小学生が連盟を提訴
今年5月に行われた熊本県内の空手大会への出場資格が与えられなかったとして、出場できなかった小学生25人が大会を主催した熊本県空手道連盟を相手取り、今月3日、慰謝料を求める訴えを起こした。
訴えているのは、熊本市空手道連盟に加盟する空手道場所属の小学1年から6年の計25人。訴えによると、去年8月、熊本県空手道連盟は内部紛争を理由に、傘下の組織である熊本市空手道連盟を除名処分とした。そして、今年5月に行われた「全日本少年少女空手道選手権大会熊本県予選大会」で、主催者である県の連盟は、除名された熊本市の連盟に所属する児童たちの参加を認めなかった。
児童たちは目標の大会に出場できず、精神的苦痛を受けたとして、県の連盟に対し、慰謝料計165万円の支払いを求めている。