白紙撤回で5700万円が無駄に…組織委
2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが白紙撤回された問題で、組織委員会が無駄にした経費が約5700万円に上ることが分かった。
組織委員会によると、これまでにかかった経費は、まず、専門家に依頼していたエンブレムの国際的な商標調査や登録費用が約4700万円だという。さらに、応募や選考に関する会場のレンタル費用などに約900万円、エンブレムが入ったポスターや名刺、ホームページの作成などに約100万円がかかっており、組織委員会としての負担は計約5700万円に上るという。
また、これとは別に、7月24日に東京都と共催で開いたエンブレムの発表イベントの経費が約6900万円かかっていて、都との間で負担額の割合などを協議中だという。