千葉市で突風 走行中電車の窓ガラス割れる
6日夜、千葉市内で竜巻とみられる突風が発生し、住宅の屋根が飛んだ他、走行中の電車の窓ガラスが割れるなどの被害が出ている。
警察や消防などによると、6日午後9時半すぎ、千葉市中央区今井町付近で竜巻とみられる突風が発生し、「屋根瓦が落ちている」などと通報が相次いだ。多くの住宅で窓ガラスが割れ、屋根が飛ばされるなどの被害が出ている他、飛び散ったガラスで切ったり、突風で転倒したりして2人がケガをしたとの情報があり、警察が確認を急いでいる。
また、JR東日本によると、6日午後9時40分ごろ、外房線の電車が蘇我駅に到着する際、突風で複数の窓ガラスが割れた。約100人の乗客にケガはないという。
気象庁によると、当時、活発な積乱雲が通過し、千葉市中央区では1時間に24ミリの強い雨が降り、12.8メートルの最大瞬間風速を観測していた。気象台は7日、職員を派遣して被害の様子や原因を調べることにしている。