走行中の東北新幹線、窓ガラスにひび
東北新幹線で9日、走行中の車両の窓ガラスにひびが入るトラブルがあった。
トラブルがあったのは、東京駅発の下り「はやぶさ・こまち19号」で、9日午後1時半頃、郡山・福島駅間のトンネルを走行中、17両編成の後ろから6両目で、窓ガラスにひびが入ったという。ひびは縦54センチ、横63センチにわたるが、乗客にケガなどはなかった。
JR東日本によると、レールの下に敷く振動を抑えるための銅版付きのゴムパッドが何らかの理由で外れ、金属部分が衝突した可能性が高いという。
東北新幹線では今年2月にも同様のトラブルがあり、JR東日本はパッドの状況について一斉点検をするとともに、外れにくいパッドに交換を進めていくという。