突風被害 千葉市に気象台職員派遣し調査へ
銚子地方気象台によると、6日に竜巻とみられる突風が発生した千葉県内は、南から暖かく湿った空気が入っているため大気の状態が不安定になって、所々で活発な積乱雲が発達していたという。
突風が吹いたとみられる午後9時半ごろは、東京湾沿岸を中心に活発な積乱雲が通過していて、千葉市中央区では午後10時までの1時間に24ミリの強い雨が降っていたほか、午後9時52分には12.8メートルの最大瞬間風速を観測した。
この大気が不安定な状態は7日朝にかけて続く見込みで、気象台は引き続き、雷を伴った激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけている。また、気象台は7日、被害があった千葉市に職員を派遣して突風被害の様子や原因について調べることにしている。