明大法科大学院教授、司法試験問題漏えいか
今年の司法試験で、試験問題の作成に関わった明治大学法科大学院の男性教授が、教え子の20代の女性に問題を漏らしていた疑いがあることが分かった。
漏えいの疑いが持たれているのは、司法試験の「考査委員」として問題作成に関わった明治大学法科大学院の60代の男性教授。関係者によると、教授は今年5月に行われた司法試験の前に、教え子の20代の女性に問題の内容を漏らした疑いがあるという。漏らしたのは憲法の論文試験の内容などとみられている。
教授は「考査委員」として守秘義務が課せられていたが、問題の漏えいを認める趣旨の説明をしているということで、法務省が調査を進めている。