川内原発1号機 あすにも営業運転再開へ
先月、再稼働した鹿児島県にある川内原発1号機について、原子力規制委員会は9日、営業運転に必要な検査を10日までに全て終了することを確認した。国内の原発が約2年ぶりに営業運転を再開することになる。
川内原発1号機は先月11日に原子炉を起動し、その後、営業運転に向けて原子力規制庁による最終的な検査が続いている。原子力規制委員会は、10日の最終検査で原子炉内の温度や圧力のデータに異常がないことが確認できれば、1号機の再稼働に関する一連の検査を全て終了することを確認した。
これを受けて、九州電力は10日、営業運転に移行する方針で、国内の原発では約2年ぶりに営業運転が再開されることになる。九州電力は、2号機についても11日から原子炉に燃料を入れ始め、来月中旬にも再稼働させる計画。