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栃木県全域に大雨特別警報 気象庁が会見

2015年9月10日 3:57
栃木県全域に大雨特別警報 気象庁が会見

 台風18号から変わった低気圧の影響で、栃木県では降り始めからの雨量が400ミリを超えるなど記録的な大雨となっている。気象庁は大雨の特別警報を発表して、最大級の警戒を呼びかけている。

 気象庁会見「これまでに経験したことのないような大雨が降っています。重大な危険が差し迫った異常事態と言っていい状況。ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な安全確保行動をとっていただくようにお願いします」

 気象庁は、栃木県が50年に一度の大雨になっているとして、午前0時すぎに、栃木県全域に大雨の特別警報を発表した。

 これをうけて気象庁は会見を行い、強い雨が降る中での避難は危険だとして、外出が困難な場合は無理をせずに家の2階や、山の斜面と反対側の部屋に避難するなどしてほしいと呼びかけた。

 また栃木県には、10日も断続的に積乱雲が流れ込んで大雨が続くおそれがあるため、川の氾濫や、土砂災害に最大級の警戒を続けてほしいとしている。