栃木県全域 大雨特別警報
栃木県では経験したことがないような大雨が降っているとして、気象庁は10日午前0時20分大雨の特別警報を発表した。洪水などに最大級の警戒をするように呼びかけている。
大雨の特別警報が発表されたのは栃木県全域。気象庁によると、栃木県では台風18号と前線の影響などで降り始めからの総雨量が400ミリを超えるなど、この地域で50年に一度の大雨になっている。
気象庁は、特別警報が発表された栃木県では、土砂崩れや浸水による甚大な災害が発生してもおかしくない状況だとして、自治体の避難情報に従って命を守る行動をとるよう呼びかけている。
気象庁は自治体が発表する避難情報に従って避難してほしいとしているが、すでに深夜になっており、周囲が浸水したりしている場合はかえって避難が危険な場合もある。まわりの状況に注意して、屋外への避難が難しい場合は、家の2階や崖に面していない部屋に逃げるなどしてほしいとしている。