空の救助活動再開へ 常総市の現場から中継
茨城県などを襲った大雨の被害で、常総市は鬼怒川の堤防が決壊し、多くの家が流され、わかっているだけで12人が行方不明になるなど甚大な被害が出ている。常総市の救助活動の最前線から品川記者が伝える。
こちらは鬼怒川から2キロほどの距離だが、警察車両などが30台以上集まっている。この先は冠水していて車両が通れず、警察や自衛隊などはゴムボートなどで救出にあたっている。
常総市によると、11日午前0時半現在で、市内では12人が行方不明になっている。また救助を待つ人は、およそ1600人いるということだが、水が引いてきていることから自主的に避難してきている人も見受けられる。
一夜が明け、このあと海上保安庁が80人が取り残されているという市内の水道事業所に救助ヘリを飛ばす予定で、空からの救助活動も再開される。