大雨の影響で河川の堤防が決壊するなどして茨城県と宮城県などで断水や停電が続いている。

■給水情報

　茨城県常総市では断水が続いているため、１１日午後４時半現在、水海道第一高校、水海道小学校、市民福祉センター、報国寺などで給水を行っていて、この後、地域交流センターでも行う予定。常総市には周辺の自治体から給水車が入っていて、市はさらに、１２日～１４日まで毎日給水車４台の協力を水道協会に要請しているという。

　栃木県では栃木市、小山市、那須塩原市の約１万戸で断水が続いていて、栃木市では三鴨公民館など３か所、那須塩原市は市役所の塩原支所などの３か所で、小山市でも４か所で給水を行っている。

　宮城県は、仙台市と栗原市の３１６戸で断水していて、仙台市では根白石中学校、栗原市では築館の避難所などで給水しているという。

■停電情報

　東京電力によると茨城県内では常総市を中心に、感電を防ぐため１万軒以上で送電を止めているという。栃木県日光市では、約７００軒、宮城県気仙沼市などで約２００軒が停電しているという。