ひょう被害相次ぐ 北海道で局地的に降る
北海道札幌市や石狩市では14日、局地的にひょうが降り、農家では野菜の茎が折れるなど、出荷ができなくなる被害が出ている。
14日、地面に強くたたきつけるようにひょうが降り、まるで冬の嵐のような天候になっていた。
この影響で、石狩市内の農家では、ナスやカボチャなどの茎が折れたり、ビニールハウスに穴があいたりするなどの被害が出た。
石狩市の農協によると、被害面積は約6ヘクタールで、被害総額は1550万円に上るという。被害にあった農家は「100%だめ。農家を始めて三十年で初めて」と語った。
石狩市や農協では、被害状況を確認し、今後の対応などについて検討するという。