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相次ぐ転落死…川崎市の老人ホームに監査

2015年9月16日 15:14
相次ぐ転落死…川崎市の老人ホームに監査

 入居者3人が相次いで転落死したり、職員の入居者への虐待が明らかになった神奈川県川崎市の老人ホームに、川崎市は16日午後から介護保険法などに基づく立ち入り監査に入った。

 介護保険法と高齢者虐待防止法に基づく立ち入り監査を受けているのは、川崎市の老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」。この施設では80代と90代の3人が相次いでベランダから転落死した他、職員による入居者への虐待が確認されている。川崎市はこれまで口頭による指導などを行ってきたが、転落死が起きた経緯などについてさらに調べる必要があるとして、立ち入り監査を行った。

 川崎市はこの日の監査の結果によって、施設への行政指導や処分などを検討するとしている。