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四国で120ミリ 東海・東日本も大雨恐れ

2015年9月24日 18:33
四国で120ミリ 東海・東日本も大雨恐れ

 低気圧と秋雨前線の影響で24日、西日本では大気が不安定となっている。高知県で局地的に猛烈な雨が降り、土砂災害や浸水被害に警戒が必要。

 大型連休明けの24日、四国では午前中から激しい雨が降った。徳島・海陽町では一時、1340世帯に避難勧告を出し、川の氾濫に備えた。

 また、高知県では、高知市で幅20メートルにわたって大規模な土砂崩れが起きた。コンクリートブロックを崩して土砂が建物に迫ったが、ケガ人などはいなかった。また、須崎市と隣の土佐市で1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が出された。午後5時現在、須崎市内の8182世帯に避難指示、市内全域の約1万1000世帯には避難勧告が出ている。

 このあと四国では25日夕方までに多いところで120ミリほどの雨が降るとみられている。東海地方や東日本でも大雨となるおそれがあるため、土砂災害や川の増水に注意が必要。