天皇皇后両陛下が来月１日に茨城・常総市を訪れ、豪雨災害の被災者を見舞われることになった。

　宮内庁は２４日、両陛下が記録的な豪雨による鬼怒川の堤防決壊で多くの被害を受けた常総市を来月１日、日帰りで訪問されると発表した。

　両陛下は自動車で現地入りし、茨城県知事と常総市長から被災状況を聞いた後、被害の大きかった現場を視察される。その後、避難所を訪れて被災者を見舞われる予定で、さらに災害対策に従事している警察、消防、自衛隊などの関係者もねぎらうという。宮内庁は現地の状況を見ながら今後、詳細を検討するとしている。

　両陛下は発生当初より被害を心配していて、先週予定していた日光への訪問も、関係機関が災害対策に専念できるようにとの考えから取りやめられている。