温泉を入れた神輿も登場「熱海湯まつり」
全国有数の温泉地、静岡県熱海市で「熱海湯まつり」が始まり、「湯くみ神事」や「江戸城献上湯」の故事を再現した「湯くみ道中」が行われた。
この催しは熱海温泉の繁栄を祈願して毎年行われているもので、JR熱海駅前で行われた「湯くみ神事」には関係者ら70人が参列し、湯桶に温泉を注ぎ入れて神前にささげ、温泉に感謝していた。
また、「江戸城献上湯」の故事を再現した「湯くみ道中」も行われ、熱海芸者を先頭に、温泉を入れた神輿(みこし)が温泉街の湯前神社までの約5キロを練り歩いた。
今年は週末の開催ということもあり、駅前広場や商店街ではたくさんの観光客が足を止め、湯くみ道中のようすを眺めていた。