自転車絡む事故防ぐ 警視庁が新チーム発足
都内で、自転車が絡む事故が交通事故の3割以上を占める中、警視庁は、自転車に乗りながら安全な走行を呼びかけるチームを新たに発足させた。
警視庁が発足させたチームは、そろいのウエアを着た警察官が、スポーツタイプの自転車に乗って町中を走り、自転車を運転する人たちに安全な走行を呼びかける。チームは、「教育」や「啓発」を意味する英単語の頭文字をとって「BEEMS」と名付けられた。
都内では、自転車が絡む事故が事故全体の3割以上を占めており、その約半数で、自転車の側に、一時停止を怠るなどの交通違反があったという。
また、都内で今年、自転車の事故で死亡した人のうち、8割以上が頭のケガが致命傷だったことから、警視庁はヘルメットの装着を呼びかけている。