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「風伝おろし」純白の霧が集落に流れ込む

2015年10月20日 13:56
「風伝おろし」純白の霧が集落に流れ込む

 真っ白な朝霧が集落に流れ込む「風伝おろし」がみられた。

 三重県御浜町の集落に、朝霧がゆっくりとはうように峠から下りてくる「風伝おろし」。秋から春にかけ、寒暖の差が激しいときにみられる。

 西隣の熊野市の盆地付近に朝、大量に発生した霧が、御浜町との境にある風伝峠でみられることから、地元では「風伝おろし」と呼ばれている。

 純白の霧が緑豊かなふもとの集落に流れ込む様子は幻想的で、本格的な秋の到来を告げる光景として親しまれている。