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高層マンションの火災対応 消防ヘリ新拠点

2015年10月21日 16:25
高層マンションの火災対応 消防ヘリ新拠点

 都内に増えている高層マンションの火災などに対応する、新たなヘリコプター部隊「エアハイパーレスキュー」の拠点が完成し、21日、公開された。

 東京・江東区に完成したのは、来年1月に発足する東京消防庁の新たな部隊、「エアハイパーレスキュー」の拠点。「エアハイパーレスキュー」のヘリは、消防車では水が届かない高層マンションなどで火災が起きた際、上空から水平に放水する装置を備えている。

 また、災害などが起きた際には、空からいち早く現場に駆けつけ、一度に10人程度乗せられる大型のゴンドラで救助活動を行うという。

 式典で高橋淳消防総監は、「空からの消防力を強化し、首都直下地震や東京オリンピックなどに備えたい」と述べた。