北陸の風物詩…兼六園の雪つり作業始まる
日本三名園の一つ・石川県金沢市の兼六園で1日、庭木の枝を雪から守るために施す「雪つり」の作業が始まった。
兼六園では北陸の重い雪から銘木の枝を守るため、木々の枝に縄を張る「雪つり」を施していて、北陸の冬の風物詩になっている。
作業は、園内随一の枝ぶりを誇る「唐崎松」から始まり、庭師が高さ16メートルの芯柱に上ってわら縄を放り投げると、観光客たちが盛んにカメラのシャッターを切っていた。
園内ではこの他、800本余りに「雪つり」が施され、作業は来月中旬まで続くという。