異例の対応 警視庁機動隊が辺野古警備へ
沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設先の名護市辺野古に、警視庁の機動隊が派遣され、今月4日から、警備にあたることが分かった。
普天間基地の移設をめぐっては、国と県の主張が対立する中、先月29日に名護市辺野古の沿岸部の埋め立て工事が始まり、現地では連日、住民らによる抗議活動が行われている。
今回の派遣は、沖縄県警が抗議活動の長期化を見越し、警視庁に要請したもので、派遣された警視庁の機動隊員ら百数十人が、今月4日から、沖縄県警の指揮下で警備にあたる。
沖縄県内での住民らの抗議活動に対し、県警以外の警察が直接対応するのは異例だという。