“不本意な非正規労働者”5年前より減少
厚生労働省が5年に1度行う雇用に関する意識調査で、「不本意に非正規で働く労働者」の割合が減ったことが分かった。
去年10月時点の厚労省の調査によると、正社員以外の非正規の労働者がその就業形態を選んだ理由は、「自分の都合のよい時間に働けるから」が37.8%と最も多く、次いで、「家計の補助、学費などを得たいから」が30.6%だった。一方で、「正社員として働ける会社がなかったから」という理由を選んだ人は、18.1%と5年前の調査よりも、4.4ポイント低下した。
厚労省は、良い雇用情勢を反映して、不本意に非正規として働いている人が減ったと分析している。