全国有数のミカンの産地、愛媛県西宇和地区で４日から主力の早生ミカンの出荷が始まった。

　愛媛県八幡浜市のＪＡにしうわ中央選果場では４日から、主力の早生ミカンの選果作業が始まった。

　ＪＡにしうわ・西本滿俊理事長「近年まれにみるいいミカンに仕上がっているのではないか」

　初出荷の出発式では、高値での取引を願ってミカンジュースでの乾杯が行われた。今年の早生ミカンは９月から１０月にかけて天候に恵まれ、着色が良く、酸味と甘みのバランスのよいおいしいミカンに仕上がったという。

　ＪＡにしうわでは市場価格で平年並みのキロ当たり２８５円を目指しているが、品質が特に良いだけに６日行われる初セリに高値の期待が高まっている。