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データ改ざん 東京・中野区でも流用判明

2015年11月5日 19:07

 旭化成建材のデータを改ざんした問題で、東京・中野区の施設でもデータの流用があったことが分かった。

 中野区によると、データの流用が見つかったのは建設中の南中野区民活動センターと障害児支援施設が入る区営の複合施設。杭(くい)35本のうち9本の電流値やセメントミルクの量でデータ流用が行われていたという。

 中野区は、工事を一時中断して早急にボーリング調査を行い、杭が固い地盤に届いているかなどを調べるとしている。この施設でデータを流用したのは、横浜市の問題のマンションを担当した現場代理人とは別人だという。