データ流用疑いの現場代理人 ほぼ派遣社員
「旭化成建材」のデータ改ざん問題で、データ流用をした疑いのある複数の現場代理人のほとんどが、工事期間中だけ旭化成建材で働く派遣社員だったことが分かった。
旭化成建材でデータの流用をした疑いのある現場代理人は、20人以上に上るとみられることが分かっているが、そのほとんどが工事期間中だけ旭化成建材で働く下請け会社からの派遣社員だったことが関係者への取材で分かった。旭化成の関係者は「彼らは他の会社でも杭(くい)打ちも行っているので旭化成建材だけでデータ流用をやっているとは思えない」と話している。
一方、国土交通省は4日午前から有識者による対策委員会を開いていて、再発防止策や業界に対する規制を強化するかなどの検討を行っている。