データ改ざん 現場代理人、半数で不正か
横浜市のマンションでデータが改ざんされた問題で、杭(くい)を固定するセメント量のデータ流用が明らかになった横浜市の「あかね台中学校」で1日、市が保護者らを対象にした説明会を開いた。
すべての杭が固い地盤に届いていることから、安全性には問題がないことなどの説明があったという。旭化成建材は市が参加を要請したものの欠席した。
保護者は「実際に本当に建物自体が安全なのかという確証は、今日の話だとその印象はうけられなかった」と話した。
また、関係者によると、横浜の傾いたマンションの現場代理人が過去に扱った41件の工事のうち、半数にあたる約20件に不正の疑いがあることがわかった。